MMBOOKS刊 「あいのことば」

芝生に寝転がって読みました。

赤文字のところは全部読み終えました。

 

最初に読んだ時には頭がグラグラして、ページを開くと、気のせいか、、、携帯のアイコンがユラユラするように、文字がユラユラしているような感覚があって全部読めずに、そのままになっていました。

 

久しぶりにのんびりと外で寝転んで読みました。

この本はとっても持ちやすいサイズで、読みやすくていいなぁと思いました。

あと黄色い紙使いが「ビーヒアナウ」を思わせるような雰囲気。

プリミチブさんは超能力がある方なのか、文字の一文字一文字がそのパワーの方向に動くように

働くような、、、

 

私はあいということばを使うことが今まであまりありませんでした。

 

あいということばには、全てが含まれていると思っていて、

例えば、自分のことでいえば、嫌悪感や怒りや憎しみ、悲しみ、痛み、、そういった全ての感情もあいは含んでいて、美しいもの、穏やかなもの、優しさ、、、などだけがあいだと思ったことがありませんでした。

家族について思うと、喧嘩をしても、嫌悪感や悲しみや痛みを感じても、その家族の絆は切れるものではなく、信頼や、安心感や優しさも、怒りも悲しみも同じようにあるもので、それがあいのかたちだと思っていました。

 

私が父から教わったことは、

「人と関係を持つ時に、ぶつかる時はぶつかってもいい、いろいろあっても許しあえる人とは関係も長く続く。」ということでした。

このことは、まさにその通りだと思います。

いざこざがあっても、時が経つと許しあえる人とは、本当にえんがきれないし、10年あっていなくても、変わらずに話ができるし、いろいろあったことで、お互いを知ることができます。

数は少ないけど、家族ではない人と家族のような関係になっていきます。

でも、関係のきずけなかった人との関係もまたそれもあいのかたちなのだと思っていました。

 

なので、この本をよみはじめた時には、少し頭を使いました。

ただ、いくつかのことばが、小4の頃の意識まで私をもどしたり、頭の蓋をパカンと開けてくれました。

 

久しぶりに芝生に寝転がったら読むタイミングがきました。

読んでいくと、あいの技のような方法がとても簡単に書かれてありました。

なるほど〜〜〜!!と思いました。

文字がその思いのように動くような感じがして、本を読んだ後も、その感覚が残っていて、生活の中で、自分がそのように思いを動かすとなんだか今までと違います。

全てをまぁるくとらえていくことができるのがいいなーと思いました。