映画「誰のせいでもない」
アマゾンプライムでみました。
アマゾンプライム、いい作品がたくさんありますね。
ピナバウシュ以来久しぶりにヴィムヴェンダースの映画。
出演者はジェームズ・フランコ、シャルロット・ゲンズブール、レイチェル・マクアダムス。。。
一つ一つの絵の中の風景や役者さんたちの演技と演技の間にある、
繊細な心の動きと微妙な表情、
光、音楽、
薄暗いストーリーの中にある静かな味わいがよかった。
わたしは、
主人公のトーマスが、
海辺でお父さんの手を握り、抱き合ってお父さんを励ますシーン、
少年にハグして、見送る最後のシーンが特に好きだったなぁ。
なぜかわたしがお母さんと手を繋いだり、
ハグしたりする状況が重なってしまいました。
少年を許して、ハグをして見送るシーンでは、
主人公の、言葉がなくても、思いを胸に、
色々な経験を許していく悟りのようなものが描かれていたように感じました。
男の人は、こういうことができるんだよなぁ。。。
男性同士のハグも素敵ですね。
最後にトーマスが住んでいた家もよかったな。