9月10月はいろんなことがありました。
何かが自分の中で変わった!!という感覚も起きました。
映画「朝が来る」
河瀬監督の「あん」が大好きな映画で、この映画も心待ちにしていました。
公開が伸びに伸びてやっと観ることができました。
朝一の930の回は席がすいていて安心して観ることができました。
河瀬監督の映像に映る永作博美さんのたたずまいのナチュラル感に心打たれました。
永作さんは、なんで映像の中でこういう風に存在することができるんだろうか。。。
としみじみと感じました。
出過ぎず作りすぎず、、、全てが控えめでうっすらとしていて透明感がありながら、
芯がしっかりしていて、全ての塩梅が映像を通して観てもとても心地よい。
例えれば、涼しい風がそっと吹いているような感じです。
唯一無二の稀有な存在の女優さんだなぁと改めて思いました。
そして、ひかりちゃんの存在感も強くて素晴らしかった。
私には子供はいないし、不思議といないことをどうこう思ったことは一度もないから、
子供ができない、欲しいということでこんなに人生が切なくなるなんて思いもしないけれど、
思春期のひかりちゃんが恋愛をして、妊娠して子供を産んで、そして自分の手で育てることができずに人生が狂っていく姿。
女性なら誰にも共感できる映画だと思います。お子さんがいる方ならなおのこと。
旦那さんもとてもいい映画だったと言っていたので、
男性もぜひ!!