久しぶりに一人でいろんなものを観に行った。
色々なものをみる目的を持って、時間があれば、そこまで1−2時間をかけて歩くのがとってもいい運動になる。これが都会の一番良い点かな。
[ダミアンハーストの桜]
情報をみる限り、今までの作風をネット上でみる限り (動物をホルマリン漬けにしてあったり )
私の好きなものではなかったので、タイミングが合えば行ってみようかなと思っていた。
先輩が、「ミロもみたけど、ダミアンに行ってみなよ」と教えてくれたので、
その言葉の響きを頼りに早速行ってみた。
思っていたのと全く違う印象で、本当に良かった。
天窓のある自然光の入る広い真っ白な空間に、大きな桜の絵が並べられていて、真っ白い壁に水色の空とピンクと白、、、色とりどりの桜の絵に囲まれ、なんとも幸せな気持ちになった。
入ってすぐに天国にいるような不思議な感覚に包まれ、しあわせーという声が体の中から聞こえた。
会場にいる人が少なかったせいもあるのか、来ている人たちがとっても心地良さそうにゆったりとしていた。
しばらく椅子に座って、絵を眺めながら、緑茶でも飲んでゆったりしていたいという気持ちになった。
展示場と絵の大きさや構成のマッチングもすごかった!!
この展示をみて思ったことは、
「私の好きな世界ではないから、、、」と、色々な線引きをしてしまって、
感動を見逃してしまうことってよくあるなぁということ。
自分の世界を作りすぎて、その中で固まってしまわぬように、もっともっと感度を柔らくしておこう。
ポスターにもピンと来てなかったし、雑誌やSNSを見てもピンときてなかったのに、
こういうこともあるんだなぁという経験をいただきました♡
ありがとう✨
アートは足を運んで観ないとわからない。
「牧野伊三夫さん」の個展へ
版画とか、絵とか、、、印刷物でみて、好きな作品がたくさんあって、ぜひ実際に見たいと思っていながら、
今になってしまった。個展情報をたまたまインスタで見つけたので、早速行って見ました。
牧野さんの作品はいいなぁ。
絵のタイトルも面白いし。版画も素晴らしく力強く、
あくまで私感なのですが、
牧野さんの作品は、印刷物の中からでも、みたときに、時折ドスンと心の中に入ってくる。
一流のアートをみたときに感じる力強さを感じるのです。
木工作品も売っていた。文章も書いて本もたくさん出されている。
グッとくる絵にも出会えました✨
最終日一歩手前に[harmony:平澤まりこさん]の個展にも✨
まりこさんは、驚くほどのパワーで勢力的に作品を生み出されている。
明るくて柔らかい絵。和紙に綺麗な色をのせているのも心地よかった。
自然光の入る木と白を基調にした広々としたお部屋にあると
お部屋の中に優しい自然があるようなイメージのできる素敵な絵だった。
でも、意外と全然違うテイストの部屋にドンと一枚まりこさんの絵があるのも面白そう!!✨
他にもガラス作家さんの展示をみたり、陶芸家さんの展示をみたり、暮らしと生活展や骨董展にも行ったり、、、
インスタやネット情報でグッときても、その色味や角度にグッときていることが多いのだろうか、
実際に観ると、グッとこなかったり、
その逆に全くピンときてなかったのに、思わぬ感動をしたり、
ときに情報で見た通りにグッとくることもあったり、、、
職業柄30年物ばっかり見てきたせいなのか、、、
みればみるほど実際にみることの大切さを感じます。
場所の空気や光の雰囲気で物が全く違って見えたりもするし、。
高価な作品で胸がいっぱいになってしまい (笑 )
気がつくと、頭の中が急に物欲に覆われてギュウギュウになっていました。
アートをみて歩くことはとても楽しい!!
これから洗濯して、土いじりをしてハーブを植えて、瞑想もして、静かな日常に戻ります✨