家のリビング兼、
介護をはじめてから自分の部屋にもなっている場所を
写真に撮ってあらためてみてみた。
昔はものすごく簡素でガランとしていたけれど、11年住んでようやく部屋っぽくなってきた。
けれど、ごちゃごちゃしていて、納得いってない。
そもそも箱が良くないと部屋はまとまらない。
この箱は面白いけれど、良い箱と言えないので、
部屋をよくするのも難しいのだろうか。
部屋のセンスがある人が今時たくさんいらっしゃる中で
こんな写真ブログに載せていいのだろうか。 (笑 )
でも客観的に見るのはすごく大事。
いかにまとまりがないかよくわかった。
他の角度からの風景も窓枠とか家のつくりもあってなかなかまとまらない。
改装もお願いしたいくらいだけど、賃貸だし、
性質上自分で右往左往しながらやりたいタイプ。
そうはいっても、旦那さんが相当時間がないときでないと
何もすすまなく、しばらく変化ないまま過ぎている。
この家はもう築50年くらいの賃貸で、けっこう傾きはじめていて、
地震の揺れもすごい。
管理人さんが建築士で、途中で要所要所を増築していたようで普通の2階建中古一軒家の変形版。
旦那さんの暗室のための流しが2階にあったり、
介護をすることになったり、コロナになったりして、
つくづくここでよかったと思う部分もたくさんある。
傾いてるから体が悪くなると思って、はじめのうちはちょっと怖々としていたけれど、
家の中でもビルケンを履いていたら気にならない し、
広いのがとりえ。
理想的ではないけれど、なんだか面白くて、にくめないし、あんた嫌いになれないよ、ありがとう!!
という存在の家 (笑 )で、いつも感謝しているのです。
引っ越し歴史は夫婦共々13回くらい。
振り返ってみると、
箱自体理想という家に今まで巡り合ったことがほぼない。
予算オーバーしてしまうからというのが一番の原因。
でも、不思議とトントンと導かれて、
ここは縁があったんだなぁという場所に住んでいることが多い。
今の家もそう。
次こそ、理想の物件、
ここだ!!という家に住みたい。
この一年引っ越し熱が再燃しているけれど、いまはいろいろな理由で動けない。
今まで華美な家や暮らしを素敵だなと本気で思ったことってないなぁーと
前のブログに書いた後に、華美ではない素敵な暮らしをしている大先輩ご夫婦を何人か思い出しました。
小さくてもいいから、空気がスッキリと通るような家に住みたいな。
真剣に家のことを考えはじめています。