満月にみえるけど、半月の夜。
テレビをやめたとはいえ、動画ニュースをみていても、おどろおどろしくて地獄絵図の中にいるような気分になります。
マックスリヒターのビバルディを聞いていると、泣きたくてたまらなくなる。
ここ数日は動画でこればっかり聞いていて、 CDも購入、到着待ち。
スピーカーであらためて聞くのが楽しみ。
世の中は混沌が極まりはじめている。
これからますます混沌としていくのでしょうか。
介護をしているせいもあるし、世の中がこんなふうだからということもあって、死についてもよく感じるようになりました。
死に際にならないと、誰にもわからないことだけど、私の知るかぎりでは、人は死期を自分では決められないのだと感じるのです。
戦争があって死ぬ人が多いと悲しいけれど、どんな状況であれ、生まれたものは全て死んでいく。
結果的には命というものは、それだけであると思う。
地獄絵図のような現実に感情的に引き込まれぬように、自分を冷静に保っていたい。
この世界がいい世界だと思うことは少ないかもしれないけれど、まっこんなドロドロした世界がいまの人間界なのだし、そこに奇跡的に命を持って生きる経験を選んだことを思うと、これはこれって感じで割り切りたい。
それに、ネガティブにみえる状況が魂にとって悪いとは限らないのだとも思えるようになりました。
心の中はいつも冷静に穏やかでいつも常に今だけがありますように。