きょうもあさおきてから、
だんなさんは米粉パンを作りはじめた。
材料はおとといとかわらない。
おとといよりもおいしくなったかなと
きたいをしたけど、
おとといのパンよりも水気がおおかった。
けっきょく、わたしが買ってきた米粉パンのせいで、
おいしい米粉パンはできない。
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コロナウィルス =自分をよくみていると、
いままでになく、さらにいままでの、、、
色々な古くなった生きかた、やり方、エゴ、、、
あらゆる浄化すべきものがすばらしいほどにたくさん浮かびあがってくる。
思春期を過ぎた頃からだろうか、
日記を書きはじめてから、
ずっとかわらずに深い意識の中で思っていることは、
透明な世界のこと。
何もない透明な世界のことと、今在る世界、そしてこれからの世界を、
今、この時間にあらためてよくみようとしている。
冷静になると、透明な世界はきっとこれから先も
生きている限りは、どこにもない世界かもしれない。
けれど、あたらしい未来は、透明な世界に一歩ずつ近づいているからこそ、
いまこんな大変なことおきはじめてるのよね、とおもいたい。
現に、こうしてなにもしないことで、秩序を守り、人の命を守れること
空気が、環境がよくなることをたくさんの人が経験している。
だんなさんは、いま作品のプリント中。
朝だんなさんに、何もない透明な世界の話をしたら、
「いま、僕はプリントしていて、ちょうどその世界にいるよ。」
と言うので、暗室に貼ってあるやきあがったプリントをみに行った。
わたしの想像している透明な世界に
かぎりなくちかい世界は写真になっていた。