このサボテンの名前が判明!!
宇宙の木はみきれてる方で、
こちらは「パキポディウム フローラル シバの女王」
でした。
シバの女王はググってみるとエジプトとエチオピアを支配した女王
らしいです。
そんなすごい女王さまの名前をもつ方だとは知らず、、、
植え替えをしていなく、
土を変えていないから、かなり痩せています。
この花は、調子がよければ毎年咲くのだそうですが、
うちの子は、今まで花を咲かせたのは2、3回くらいにおもいます。
私も、過去の記憶がほとんどない毎日を送っているので、
この記憶も定かではありません。
これから鉢を大きくして、もっと健康になるようにするそうです。
サボテンも外来物なので、この子が一体本当はどこでどうやって生まれ育ったのか、、、を考えると、経済発展のためにいろんな場所から
連れてこられたわけなので、いいことかどうかもわからなくなります。
こういう人間の無意識の積み重ねで環境が悪化しているのです。
こうやって無意識にいろんなもので自分の周りを埋めていますが、
もっと物事の奥を見るようになると、
ほとんど矛盾しかないことに毎日気づく。
でもこの矛盾のなかには、
そこにただあるという完全性がいつも存在しています。
私自身は、矛盾を感じることは道の途上の経験、私の通過儀礼なので、
ここを通らずしてどこにいくのだろう、、、と思うのです。
コロナで「3密を避けること」が言われるようになりました。
この時期になって思い出したのは、父は人混みや行列に並ぶというのが昔から大嫌いだったことです。
今思えば、父は昔から「密状態」を避ける意識があったんですよね 。
「あんなに人がたくさんいるところに行けるか、、、」
とよく言ってました。
植物のことを考えても、
母はバラとか多肉植物とか、外来物も好きで、庭に苗を買ってきてはせっせと植えていました。
でも、父は、とにかく外来物が嫌いでいつも怒って母の植えたものをバサバサ刈り取ったり、、、(今なら昭和の頑固親父は全員逮捕な感じですね。 )
今こんな時期にあらためて振り返ると、父は山の中で生まれ育ったので、
自然とつながっていて、外来物に犯されていなかったんだ、、、とおもいました。
両親の生きてきた時代をあらためてふりかえると、
戦争を経験して、じょじょに経済発展が起き、核家族化がはじまり、田舎をあとにして、いい暮らしをするために、身を粉にして止まらない歯車のなかで必死に働いて、世の中の矛盾を胸の奥ににしまいこみ、戦いながら私たちを育ててくれたのだなぁとおもいます。
本当に大変な時代だったんですよね。
世の中、表面にはみえないたくさんの人の思いがあって、それは決して、これは昭和でこれは今、などという言葉では語りつくせないすべてのつながりを感じることばかりです。
生きる目的を持っていても、持っていなくても、人は生きれば生きるほど
あたりまえに消えていくことにつながっていきます。
これはどんな状況でどういう風に生きている人も、
時代も、古いとか新しいとか関係なくみんな同じ経験です。
唯一リアルで比較のない平等な全ての生命に起こることです。
でも、そこにいく経験は、一人一人の経験で、
それはどんな経験でもよくて、
その人それぞれに必要な通過儀礼だと私はおもいます。
こういう時期には、いろんな人がいろんなことをいいますが、
すごくシンプルにすれば、
だれがどう生きようとすべては無に行き着くということだけが
唯一の真実だとおもいます。
サボテンは不思議といろんなことを感じさせてくれます。
辛酸なめ子さんのブログがグーグルニュースに出ていました。
辛酸なめ子さんの文章は、 個人的には、バブル感が気になりますが、、、 (成功者さまなのでごもっともです )それにも勝る控えめでありながら、ツボにググッと入ってくる感じがとてもこぎみよくて面白くて、グーグルニュースでコラムを読むとプッと吹き出してしまいます。
これからは外の情報をみたり聞いたり色々するより、自分の内側にもっと入りたい、、、みたいなことが書いてありました。
まさにわたしも同じおもいです。
今はテレビをみなくても、 SNSに、YOUTUBEに、、、
とたくさん楽しみ放題です。
お腹いっぱいに楽しみました!!
なので。。。自分の中に入ろう。外とつながるよりも、自分と繋がろう、
そういう方向にシフトしようという思いが強くなりました。