他の人の声をきにせずに、内側とつながることに没頭し、一瞬一瞬ただやるべきことをする。
その積み重ねがあるのみ。積み重ねにも、もうもはや意味はないのかもしれないと思う。
介護をはじめて思うこと。
例えば、尿や便の世話をすること。「そんなのお手伝いさんに頼めばいい」と言う人もいるだろう。
私は、普段隠されている誰にでもある汚物行為を手伝うことは、
自分をまっすぐにしてくれる最も価値のあることだと感じています。
何故なのかわからないんだけど、意外とこういうところに
成長の答えが隠れているんだな。
それでも、母以外の人のそれを手伝うことはいまは考えられない。
こういったことを日々繰り返すお仕事の方たちの優しさは計り知れない。
私は、せめてお世話になった母には、嫌ってそれを避けるより、
愛を持ってその作業に向かい役立とうとすることが、
より深く、生きるすべてを体験することに繋がっていました。