もうこんな時期となりました。
毎年「笑門」を購入させていただいているのですが、
よくお伊勢さんでみかける「蘇民将来子孫家」を見つけたので
2023の玄関は、我が家も「蘇民将来子孫家」にしてみました!!
意味は笑門と同じなのだそうですが、いい感じ。
東京ではベニヤ民藝店で販売しています。
母の介護しているのですが、明け方おトイレの確認に行くと、
たいてい面白いことを陽気に話します。
私は、母に訳のわからないことを言われての対応は大得意。
このあいだの明け方は、
急に「ねぇお歌を歌ってよ」と
言われ、
とっさに出てきたのは
「僕らはみんなー生きているー」でしたので、
明け方のガラガラ声で小さめに歌って聞かせたところ、
母は寝たままウンウンとうなづいていました。
なんでもない母との時間なのですが、
やっぱり施設から引き取って
こういう時間が持てたことがとてもよかったなと思います。
もし施設にいたら、コロナやインフルエンザで
結果的に3年間面会できたかどうかわかりません。
それはそれでいいと自分で割り切れれば、それも正解なのですが、
私の場合には特に母には本当にいつも優しくしてもらっていたので、
こうして母の人生の後半で一緒にいる時間があることで、
自分が選んで生まれてきた人のことが
あらためてよくわかって、
私にとってはそれはよかったなぁと思えます。
ただ、自分も介護を無理すると。
その疲れた感情が結局母のところに向いてしまい、
母を不快にさせてしまうので、
そうならないように、適度な長さで施設に預かってもらうようにしていて、
その塩梅がちょうどよく。
自分が母の面倒をみたいという気持ちを、
旦那さんの理解のおかげもあって
とてもバランスよく果たせています。