一瞬一瞬がもう2度と来ないときなのだという日々の奇跡にようやく目が覚めた。
「今日という日は2度と来ませんね!!」などと言われて、
「そうだよねー」なんて言いながら、
そのことをかみしめるようには理解は深くなかったけれど、
ようやく
長〜い輪廻転生を思って観ても、
全てはその1回きりの連続であると身体全体の
深い部分で自覚したように思う。
このことを自覚する時は他に比べてしまえば
遅かったのかもしれないけれど、
輪廻の中で、私がそれを自覚する時期は、
間違いなく正確に訪れたようにも思う。
随分ご機嫌な日。
こんな日があったという記憶はあまりない。
ただ写真があることで、こういう日があったと記憶しているような気持ちになれる。