いつもベランダから見える夕暮れの空にホッとする。
そしてあとちょっと高い場所から空を見たいといつも思うこと。
今日はこの動画について。
アヤワスカというメディスンのことは、若い頃に読んだ何冊かのスピ本に書いてあり名前は知っていた。
私が読んだ本にはアマゾンの奥地にある薬草で、儀式に用いられていたものを、人々が求めてやってくるというようなことが書いてあった。
様々な幻覚を見たりして、結果自分自身と向き合う、そして吐く。
これを繰り返すうちに自分の中に溜まっていた毒が浄化されて、身体、精神が整っていくということらしい。
昔は本でしか読めなかったことが、日本人の医師の経験のシェアを動画で聞くことができる時代になって、
インターネットもいい使い方ができることがわかる。
この先生のお話はとても聞き取りやすいし、わかりやすいので、ぜひみなさんにも聞いてほしい。
これだけ言っておいてなんですが、
実は、私は、正直アワヤスカはそんなに興味がないのです。
というのも、長年のヒーリングスクールでの学び、インディアンの儀式、瞑想やエネルギーワークで
たくさんの様々な神秘体験を積み重ねてきたから、自分の中ではある程度浄化も進んでいるので、
体が重たいとか、気持ちが沈むということがほとんどありません。
人により違いはあると思いますが、
例えば、ヴィパサナー瞑想の合宿でも
自分の大きなエゴと対峙して
それを浄化することも可能だと思います。
でも、この動画をみていて思ったのは、本当に人は自分自身に気づくか ?気づかないか ?
それだけだと思いました。
自分で自分と対峙する、それを真剣にやる。
そうすると、自ずと、瞑想なり、こういった経験なりに
導かれていく。
SNSがある昨今は、本を読んだり探したりせずとも、
十分もあれば情報を得ることができる。
気づく人の数が、これからものすごく増えていくということでもあるのも感じました。
この先生の話していた、「自分が悪魔だと知った」という気づきがものすごく深い。
原始仏教的に言っても、自分に業がなければ生きていないわけで、
業があるからこそ生かされている。
で、その業を生きている間に一生懸命浄化していく。
自分の中に住む悪魔を小さくしていくのが今世の大きな目的。
だから、この業 =悪魔。
これに気づくか気づかないかで、人生をどう生きるかが全く違うものになると思う。
毎日ただ働くとか、
毎日ただ酒を飲んで酔っ払う。
自分とは何か、どうすればよいだろう、このままでいいのか、
とその小さな苦しみの一つ一つと真剣に向き合えないまま
だらしない人生を送っていると、
精神の闇はますます深くなっていくことにも気づけなかったりするかもしれない。
この動画のように、色々な方法で自分と対峙している人たちがますます増えて
どんどん世の中が変化していくことを想像すると、
やはり人の意識が、
今までとは全く違うものになっていくのを感じざる得ない。
例え、家族であっても、親戚であっても、友人であっても
意識の違いから、もう苦しくて会えなくなることもあると
スピ系の話も聞いたことがあるけれど、
そういうことも増えていくのかなぁ。
精神的な経験のシェアは、本当に素晴らしいと思う。
物の世界で、あれいいね、これいいねもいいけれど、
精神的なシェア、これ以上に素晴らしいことってあるのだろうかと思う。
こういう気づきのある人々が増えて、
物欲から意識がもう少し離れて、
酒や糖や肉食も減って、
精神、霊的な時代に移り変わっていくんだろうな。