昨日の満月
私は車の中で寝ていたら旦那さんから携帯で呼ばれ、気がすすまぬまま海のはじまで行ってみると月が出はじめていて、一挙に目が覚めました。
ビーバームーン双子座の満月の出はじめ。
いい色だなぁ。好きな色だったなぁ。
この後すぐ雲の中に隠れてしまいました。
その後伊豆をあとに東京へ。
今回は、京都に行ったあと伊豆に行く予定だったので、東京から三島まで車で行って、車を三島に止めて三島から新幹線で京都に。
帰りも京都から三島まで新幹線で、三島から車で伊豆まで。
京都から伊豆ってかなり遠くて大変なイメージだったけど、思っていたより便利!!
もしかしたら、これから伊豆に移住する人たち増えるんじゃないかな?
でも、海側より山側の方が安心かな?
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満月。
私の中に降りてきた言葉。
私はふつうの人間です。
特に人より秀でた器用さや爆発するような才は今世ではありません。
けれど、ふつうのなかにある素晴らしさに気づいたのです。
前から気づいてはいたものの、ついつい外の才に目がくらみ、その度に外に何か刺激を探し、自分を見失うことが多い日々でした。
でも、この1年で、そのふつうの素晴らしさは、自分の内側にあって、私の今世はこれでいいとようやく納得できるようになりました。
60才手前の手前になったからかなぁ。
そのふつうの暮らしをただただ一瞬一瞬集中してきわめていく。
この楽しさ、充足感を日々感じられるようになりました。
そのきっかけは、母の介護からはじまりました。
自分で母をみると決めてはじめたわりに、身体の不自由な親の面倒をみる大変さに押しつぶされそうになり、最初は不自由な母への怒りや愚痴しかなく、「人の気持ちを考えなさい」と母に言われてハッとしました。私は本当にひどい人間だと思いました。
母の介護をするたびに、私自身の内にある心のゴタゴタに向き合うことになりました。
トイレに座らせるとき、オムツを変えるとき、特に排泄を手伝うときに、母から言われた言葉によっての浄化がすごく、気づきが次から次へと日々立ち現れ、今まで以上に母を知ることになり、母と触れ合う毎日の中で、今までにない心の充足感がこみあげるようになり、そのことが大きなきっかけで、外へ外へと無理をして自分を表現しなくてもいいのだということに気づいてきたのです。
早朝4時5時に起きて、母のおむつを変え、8時ごろ顔や手や体をふき、着替えさせて、ベッドからお越し、車椅子に座らせ、食事を作り、食べさせて、歯を磨いて、トイレをすませ、母の見たそうな番組を探してみせているあいだに、洗濯を干し、昼を作り、食べさせ、、、、と母が起きてから母が寝るまで時間の状態観察をする。時に話しかけたり、体を動かしたり、マッサージをしたり。
コロナがはじまり、父が癌でなくなったときに、私は原初まで感覚的に猛スピードで戻っていくことがありました。母が介護施設に入ったまま終わってしまうのはどこかおかしいと思ったので、自分の親を自分でみることを直感的に選んだのですが、そのことから得た経験は、私が今生を生きる上では、見逃してはいけない重要な部分だったとこの3年振り返って思うのです。
母の介護を経験しなかったら、わたしの今生の一番大事な目的である強いエゴの浄化はさほどすすめられなく、60を迎えたときの心境も50の時とさほど変わらなかったかもしれません。
とはいえ、まだまだエゴは消え切りません。
でも、わたしはわたしでいいと思い、それを日々極める楽しさを知り、ふつうの日々にとても集中できるようになったことは今までのわたしにはない成果ではありました。
これもそれも気づけば旦那さんの多大なるフォローのお陰です。旦那さんがいなければ、母の介護は本当に無理だった。
親戚にも年がら年中、「旦那さんに感謝しなさい」と言われております。
どうもありがとう!!
「おさこ味噌」頑張ろう!!
手前味噌ながら、おさこ味噌本当に美味しい。「う、うまい!!」と食べるたび心から声がするのです。
どうぞみなさまにもご賞味いただけますように!!
心身に良い健康で安心なものをみなさまにお届けできるのも、全部旦那さんのおかげです。どうもありがとう!!