森美術館
「地球がまわる音を聴く」
観に行って来ました。
展示作品はオノヨーコではじまり、オノヨーコで終わりました。
展示会のタイトル
「地球がまわる音を聴く」
は「グレープフルーツ」からの引用だそう。
また読んでみようかな。
メガネをかけていなく、小さいフレームの小さな字が
少ししか読めなくて残念だったけれど、
オノヨーコの澄み切った感性はすごいな。
たくさんのアーティストの作品。
偶然のタイミングだったけど、良かった。
特にアーティストの作品に対する色々な言葉に感銘を受けました。
アーティストの聡明さ、制限のない自由さ、その人らしさ、純粋性、、、
アーティストそれぞれの世界観、それぞれにコロナパンデミックの中で
自分自身に向き合って作品を作られているのを感じました。
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ヴォルフガング・ライブ
来る日も来る日も、
何週間も、
タンポポの草原に座り
この上なく集中して
激しく
時間も、我も、身も心も忘れて
信じがたく、思いもよらない
世界の危機と混乱のただ中で
ひどい病にかかり、死にゆく数多くの人々
新しい疫病?
600年前のような疫病がふたたびおこるなんて
とても想像できなかっただろう
いま この私たちの生活の中に、そばに
それでもなお、危機は大きければ大きいほど
人類に新しい未来をもたらし
どこかほかの場所へ向かい
ほかの何かを見つける手助けをしてくれた
想像しえたものの彼方に
私たちは見つける
新しいありようと生き方を
私たちが望むもの
大切なことと
そうでないこと
慎ましさ
謙虚さ
自分自身とほかの人たちに対する
世界に対する
自然に対する
宇宙に対する
まったく違う関係
自分自身と世界への異なる願い
新しい未来の新しいヴィジョン
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堀尾貞治
わたしにとって
分からんということが
何もわかっていないということが
希望なんです。
ご夫婦でものすごい数の作品を展示されていました。
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エレン・アルトフェスト
この絵をみたら、絵を書きたくなった。
他には
ギド・ファン・デア・ウェルヴェ
家の外周を100キロ走り回る映像をとっていたり、、
なるほど、こういう時に、こういうことを思いつくのか、、、と。
クートラスの作品もありました。
小泉明郎の新作映像インスタレーションでの呼びかけも
心にとても響いて思い出したいのに、
何を言っていたか思い出せない。。。
「人間のふりをさせられています」とかそういうことを言ってたような。。。