今日まで自由に動けるため、台風来ている時ではあるけれど、その方が人も少ないだろうと、古代マヤ展 &ジェーンとシャルロットへ。
どれだけ雨にうたれるかと思いきや、晴れてしまいました。
古代マヤ展。以前縄文展をみたときに、脳を突き破り、意識がものすごく高く上昇、昇天したような感覚になったので、今回もすごく期待して行きました。
ですが、マヤ展で観たものからは、気持ちが持っていかれることはありませんでした。
マヤ時代に作られたものは、すごく自由で楽しい!!と思っていたのですが、想像以上に強い権力で統一された意識を感じました。権力で地域を統一するために、宇宙意識や自然から全ての生活を支配していた。その強烈な支配力にウッとなりました。
昔マヤ暦のダイアリーを5年以上使用していて、マヤ暦はしっくりとして、使ってすぐに生理周期が整って驚いたのです。
ですから、マヤ文明にはとても自由で崇高な印象があり、今回も、マヤ文明の城を観たときに、懐かしさも感じました。
私のほんの少しの魂の分霊が、マヤにも関わっていたのかな。
でも、メキシコの文明は思った以上に権力支配が強い。
これでは下々の身分の人の苦悩も相当だったのだろうとも感じたし、それどころか、権力者たちも幸せではなかったのではないかとも思えました。
鑑賞し終えたあと、縄文土器を見たときの感動を思い出し、日本の良さをあらためて感じ、自分が日本人でよかったとしみじみと思うことができました。
本当に日本は自然な国。
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ジェーンとシャルロット。
昔ファッション誌をしていた頃は、とにかくジェーン・バーキンはお手本でした。
また、奇跡的にタイアップのお仕事では、シャルロットのスタイリングもさせていただきました。
新宿のウェスティンホテルにロケバスで向かう途中、カメラマンさんが「すごく緊張している」と。笑
「私だって緊張してる。」とか言って、かなり気持ちはいっぱいいっぱいでした。
でも、私服を混ぜてのスタイリングだったので、その分気持ちは楽で、後になって編集者さんが、
「いやぁー鈴木さん、よく着せたね!!」と (爆笑 )
本当にいい思い出です。
今思うと、本当にファッション誌のお仕事をさせていただいていて、普通では出来ない貴重な経験をたくさんさせていただき、
いいものをたくさん見て、触れて、美味しいものを食べ、素敵なスタッフの方々と撮影をして、、なんて贅沢な経験を積み重ねてきたことだろうか、、、とお世話になった雑誌社、編集者の方々にはお礼を言っても言い足りないほど感謝しています。
お世話になった雑誌社、編集者のみなさま本当にどうもありがとうございました。
というわけで、ジェーンバーキンもシャルロットも、ながーいファッション生活の間、おしゃれのお手本となっていた方々。
私は変化に変化を重ねて、ファッションからは遠のいてしまったのですが、逆に、こんな風にファッション業界から遠のいた自分が、今この映画で彼女たちがどんな風にみえるだろうか ?という興味がありました。
注目される業界人、セレブ、芸能人の生活は自分を保つのが本当に大変ですね。
全ての方がそうではないけれど、ジェーン・バーキンのように若い頃から注目されている方の精神状態の危うさ。
大変だな。
今でもやっぱり二人のシンプルでマニッシュなスタイルは素敵でした。
それ以外については、もうこの年齢にもなると、私は私。さぁ家に帰って家の掃除をしよう!!と。